ヤマボウシの木にみかんを吊すと、メジロやヒヨドリがやって来ます
この前はジョウビタキの雄もやって来ました ( 羽に白い模様がついています )


今月に入って
アナウンサーの有賀さつきさんの訃報が伝えられました
50代前半の有賀さんでしたが、
身の回りのことを自分で全てかたづけられてひっそりと亡くなられました
立派だと思いました
人は言います
“ 子供を残してさぞ無念だっただろう ” “ あの若さで亡くなるなんてかわいそう ”
と
私はそうは思いません
もちろん本人としては、十代の子供さんを残して逝ってしまうのは辛かったと思いますが、
それを周りが言うのは ・・ なんだか上から目線の様な気がしてなりません
人生は長さではないと昔から思っていました
どのように生きたか ・・ 人の為に生きたか・・
昨年亡くなられた、小林麻央さんも言っていました
“ 若くてかわいそう・・ と思われたくない ” と
本当にそうだと思います
この人生は一回限りですが、
人は何度も生まれ変わって、いろんな人生を生きながら魂を磨いていきます
先日読んだ、東京大学医学部救急医学分野教授の、矢作先生の本にも書いてありました
“ 重い病気になろうとなるまいと、私達は遅かれ早かれ死ぬのです
自分がいつ他界しても悔いが残ることのないように毎日を生ききる
生ききるという意味では、人生の長さは問題ではありません
百歳で大往生した老人が賞賛される一方、十歳の誕生日を迎えることなく亡くなった子どもには
憐れみが向けられる
これは大変おかしな話です
そもそも人生の価値は生きた長さで判断されるものではありません
短くとも人生を生ききった人にも 「 本当にお疲れ様でした 」
と労いたいものです
死は生物としての宿命ですが、死は同時に私達の 「 次の生 」 のための出発です
私達の本質である 「 魂 」 は永遠不滅の存在であり、 肉体が滅んでも
私達の本質が滅びることはありません “